濵田 洋輔

さまざまなことに挑戦し「人間力」を磨いてほしい

営業部大阪営業課
(平成19年度入社)

濵田 洋輔(はまだ ようすけ)

大阪商業大学 経済学部経営学科

面談最後の5分間が営業マンの腕の見せ所

2007年に入社し、現在は営業部大阪営業課で係長を務めています。大学卒業後は自動車ディーラーに就職しましたが、営業力をより活かせる職場として阪神動力機械への転職を決めました。大学時代に4年間、外食チェーンでアルバイトをしていて、そこで対人コミュニケーションを学んだこともあり、営業の醍醐味を体感できるいまの職場は自分にぴったりだと感じています。業務内容は河川等で使用するゲート用減速機、一般産業用の減速機などの販売です。国土交通省や民間企業と折衝し、先方の要望を聞きながら最適な製品を提案していますが、とくに民間企業の場合は1品1品がすべて異なるオーダーメイドなので、技術的な知識や知見が求められます。大切なのはお客さまの潜在ニーズを正確に捉えること。面談の最後の5分間で、いかに相手の真意を聞き出すことができるか、そこが営業マンの腕の見せ所だと思っています。

それぞれの立場でベストを尽くす

阪神動力機械の社風は開放的で、若手社員にも十分な活躍の場が与えられています。ときには「のんびりしすぎ」とか「緩い」と思うこともありますが、笑顔の多い職場環境が社員のモチベーション向上に繋がっていることは間違いありません。組織も比較的フラットで、私も若手社員には上司というより先輩として接し、経験の中で培ってきた実践的なアドアイスをするよう心がけています。営業部門には販売目標が存在しますが、短期的な数値を追うのではなく、コンスタントに売上を出していけるような仕組みや流れをつくることが重要です。将来はもっと上のポジションで仕事をしてみたいと希望していますが、役職に関係なくそれぞれの立場でベストを尽くすことが大切なので、いまは係長の職務を全うし、会社の成長に貢献していきたいと考えています。

充実した教育・研修体制で新入社員をバックアップ

後進の方々にアドバイスしたいのは、さまざまなことに興味を持ち、失敗を怖れずに挑戦してほしいということです。学生の場合は、アルバイトやクラブ活動などを通じて対人スキルを磨いておけば、将来営業の仕事に活かせるでしょう。阪神動力機械の技術や製品に関する知識は入社後に吸収できますし、経理・財務や官公庁の取引システムについても後で学ぶことができます。私が入社した頃はまだOJTが主体でしたが、ここ数年で新卒者やキャリア採用者に対する教育・研修体制も格段に充実してきました。社会人としてのキャリアを意識しすぎることなく、多彩な経験を積んで人間の幅を拡げてほしいと思います。企業人として問われるのは何よりも「人間力」であることを忘れないでください。