富川 拓郎

「良い会社」は
社員の努力で創っていくもの

技術部産機設計課
(平成25年度入社)

富川 拓郎(とみかわ たくろう)

熊本大学大学院自然科学研究科
博士前期課程(機械システム工学専攻)修了

社長の人柄と情熱に惹かれて

大学と大学院では、水や空気などの流体に関する研究を行いました。阪神動力機械を志望した理由は、工場を見学し、大学で学んだ流体力学の知識を活かせる職場だと感じたことです。工場見学には泉井社長もアテンドしてくださり、その人柄と情熱に惹かれたことも、入社を決める大きな動機となりました。現在は技術部産機設計課で、大型歯車減速機などの設計業務に携わっています。自分が設計した機器が水処理施設や河川施設で実際に稼働している様子を聞くたび、この仕事のやり甲斐を改めて実感します。阪神動力機械には自由闊達な企業文化があり、若手社員がのびのびと仕事ができる環境が整っています。

社内各部門との連携に心を砕く

仕事を進めていく上で大切にしているのは、生産現場と緊密な協調を保つことです。設計は完成品を想定しながら進めていきますが、部品の組立効率やコストの抑制にも配慮することが欠かせません。新人時代には私が設計した部品が機器に装着できず、現場から叱責されたことがありました。結構へこみましたが、それ以来、社内各部門との連携に心を砕くようになりました。技術者として成長するきっかけになった出来事です。自分が選んだ会社や職種を「良い会社」や「天職」にできるかどうかは、すべて自分の努力次第です。後に続く皆さんには、阪神動力機械を素晴らしい会社に育てていく仲間になってほしいと願っています。

将来は会社と業界をリードする存在に

私は九州福岡の出身です。大阪というと、窃盗や盗難が多い怖いところというイメージを抱いていたのですが、実際は活気のある暮らしやすい街でした。阪神動力機械は大阪に根づいた会社で、関西らしい活力とアットホームな社風を持っています。私は今年4月に主任となりました。責任が1クラス上がったので、自分の仕事だけでなく、産機設計課の課員が直面している問題や課題に対して的確な指導ができるよう心がけています。そして将来は、環境関連の分野でも経験を積み、会社と業界をリードする存在になりたいと決意しています。