ラック棒を屈曲させた設計を採用。
操作室に突起していたラック棒カバーが
不要の景観に配慮した水門扉開閉機です。
水辺の美的景観プロデューサー
水門、樋門、樋管の周辺環境は固定構造物と自然環境の調和、景観設計が望まれています。
当社は、これらの要請に応えるべく、チェーンラック式開閉機「BOW RACK(ばうらっく)」を開発し、官公庁はじめ各方面に多数ご愛顧を受けています。
機能性はもちろん、構造物と自然環境との調和も考えたラインナップラック棒を屈曲させた設計を採用。操作室に突起していたラック棒カバーが不要の景観に配慮した水門扉開閉機です。
FBRS / NBRS / FBRD / NBRDシリーズ
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特長
1.景観設計に貢献
ラック棒が屈曲することにより、操作室より突起したラック棒カバーが不要になり景観設計に大きく貢献します。
2.カスタマイズも可能
建屋の形状・揚堤等によって、ラック棒カバーのアール・高さは自由に選定できます。
また、必要に応じて中間振れ止めを設置することができ、様々な設置条件に対応することが可能です。
3.豊富なラインナップ
単動式20~125kN、連動形30~1000kNまでの豊富な機種を備えています。
4.優れた強度
各部の強度はダム・環境設技術基準(案)に準拠して製作されており、非常に堅牢で丈夫です。
動作説明
上昇・降下時
- 下端にかかる吊り荷重(引張荷重)はリンク間を保持するリンクプレートおよびピンを介して伝達される。
- 開閉機より上部にあるチェーン式ラック棒のリンクはガイドローラに沿って屈曲する。
押し下げ時
- 押し下げ力(圧縮荷重)は各リンクの接触面A-Bを介して伝達される。
- ラック棒の座屈照査は個々のリンクブロックを長柱(両端回転支持)にモデル化して行っている。
- 必要に応じて中間振止を設置できる。
導入実績・事例
国土交通省各地方整備局、各自治体(各地方公共団体)、ほか